映画の感想

【感想】映画「ミラベルと魔法だらけの家」 ファンタジーな感じのエターナルズ

こんにちわ、キョロスケです。週末は映画館に通い、週に2、3本のペースで新作映画を鑑賞することを趣味としている会社員です。

一つだけ自分だけの特殊能力を授けて貰えるとしたら?

そんな素敵なことが叶うとしたら、子供自分の僕はどんな能力を欲しがるでしょうか?

多分、今の僕と同じ様に超人的な能力を色々欲しがり過ぎて、一つに絞れないでしょうね。

今回は、家族みんなが魔法を持つ一族の一人である女性ミラベルとその家族を描いた作品「ミラベルと魔法だらけの家」の感想です。

記事の前半は、あらすじ、登場人物や見所など、後半は、本作の感想を記載しています(感想は、ネタバレを含む場合がありますので、ネタバレNGの方はご注意下さい)。

あらすじ/STORY 

「“魔法だらけの家”へ、ようこそ──」

魔法の力に包まれた、不思議な家に暮らすマドリガル家。

家族全員が家から与えられた“魔法のギフト(才能)”を持つ中で、少女ミラベルだけ何の魔法も使えなかった。

ある日、彼女は家に大きな”亀裂”があることに気づく──それは世界から魔法の力が失われていく前兆だった。 

残された希望は、魔法のギフトを持たないミラベルただひとり。 なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか?

そして、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは…?

(公式サイト(https://www.disney.co.jp/movie/mirabe…)より引用 ©Disney)
https://www.youtube.com/watch?v=GQjEDEV3xUk
予告編(YouTube)

 

登場人物/キャスト/CAST 

ミラベル(CV斎藤瑠希): さまざまな魔法のギフトをもった家族の中で、たった1人だけ“魔法のギフト”をもらえなかった“普通”女の子。心の奥底に疎外感や不安を抱えながらも、持ち前の明るさで毎日を過ごしていたが、ある日、家族が危機にさらされていることを知り、マドリガル家を救うために立ち上がる。

イサベラ(CV平野綾): ミラベルの長姉、魔法のギフト(才能):花の魔法。植物を成長させ、花を咲かせる“花のギフト”を家から与えられる。彼女の周りにはカラフルで美しい花が咲き乱れ、家族や町の人々を笑顔にする。

ルイーサ(CVゆめっち(3時のヒロイン)): ミラベルの次姉、魔法のギフト(才能):力の魔法。“力(パワー)のギフト”が与えられ、5頭のロバを担ぎ上げ、レンガで出来た橋を簡単に持ち上げてしまうなど、強くて力持ちで優れる働き者として、家族や町の人から頼りにされている。

フリエッタ(CV冬馬由美): ミラベルの母、魔法のギフト(才能):癒しの魔法。アルマおばあちゃんが生んだ三つ子の1人で、愛情を持って作った食事によって人々を癒す。

アグスティン(CV関智一): 優しいミラベルの父。マドリガル家に生まれたフリエッタと結婚。ミラベル、イサベラ、ルイーサ3姉妹の父。ちょっとおっちょこちょいな所もあるが妻と娘たちを愛している。

アルマおばあちゃん(CV中尾ミエ): ミラベルの祖母、マドリガル家の女家長。フリエッタ、ぺパ、ブルーノという三つ子を育て、“魔法”に溢れる家族の伝統を引き継いできた。マドリガル家の家族に与えられた魔法を尊重し、彼らの住む町の人々を助けるために使うようにと家族に言い聞かせてきた。 孫のミラベルとは仲が良かったものの、彼女が5歳になり魔法のギフトが与えられなかったことから、2人の間には少し距離が空いてしまう。

ペパ(CV藤田朋子): ミラベルのおば、魔法のギフト(才能):天気の魔法。フェリックスの妻でドロレス、カミロ、アントニオの3人の子供の母親。感情で“天気をコントロールするギフト”を持つ。

フェリックス(CV勝矢): 陽気なミラベルのおじ。マドリガル家に生まれたぺパの夫で、ドロレス、カミロ、アントニオの3人の子供の父親。ペパの天気の魔法に振り回されながらも彼女をとても愛している。ダンスが得意。

ドロレス(CV大平あひる): ミラベルのいとこ、魔法のギフト(才能):聴力の魔法。両親はぺパとフェリックス。彼女の持つ聴力のギフトはどんな小さな声も音も聴き逃さない。

カミロ(CV畠中祐): ミラベルのいとこ、魔法のギフト(才能):変身の魔法。ぺパとフェリックスを両親に持つ。“変身のギフト”を与えられ、頭で思った人物の見た目に、一瞬にして変わることができる。

アントニオ(CV木村新汰): ミラベルのいとこ、魔法のギフト(才能):動物の魔法。どんな動物ともコミュニケーションをとることができる。5歳になったばかりの、とてもシャイな男の子。

ブルーノ(CV中井和哉): ミラベルのおじ、魔法のギフト(才能):未来を見る魔法。ミラベルが覚えていないほど長い間ずっとマドリガル家と疎遠になっている。アルマおばあちゃんが生んだ三つ子の1人。未来を見ることのできる能力を授かったブルーノは、頻繁に災厄を予言するため、家族たちにとって問題児となってしまい、家族の前から姿を消したのだった…。

マリアーノ(CV武内駿輔): 花のギフトを持つミラベルの姉・イサベラの婚約者。母想いで、愛にあふれた青年。

(公式サイト(https://www.disney.co.jp/movie/mirabe…)より引用 ©Disney)

作品の見どころ 

・魔法で演出されたミュージカル

マドリガル家の直系は、全員5歳の時に魔法(ギフト)が授けられます。作中では、ミラベルとアルマおばあちゃんを除き、8人もの魔法使いが登場します。

これに魔法を使えないミラベルや婿養子のおじさん達を加えると作中で登場するマドリガル家は総勢12名とエターナルズを超える数になります。

これを作品冒頭に子供達にせがまれる形でミラベルが歌いながら家族紹介していくのは、テンポも良く、観ていて楽しかったので、注目です。

また、ミラベルやマドリガル家の面々は、作中の様々な場面で自身の気持ちや悩みを独白する形で歌い出しますが、その際に魔法を使いながら行うので、その演出やアニメーションも凝っているので、こちらも注目したいところです。

・マドリガル家が使う多彩な魔法

先ほども書きましたが、一人につき一つではありますが、マドリガル家のメンバーには魔法が使える家族が8人もいます。

ミラベルの姉であるイサベラは、可憐な花を縦横無尽に咲かせ、ルイーサは、おもちゃの様に家や橋を持ち運びます。

ブルーノおじさんは、砂やガラス板に、未来の様子を映し出します。

一方、ペパおばさんの様に感情に引きずられて天気が変化するといった、本人がコントロールしきれていない愉快な魔法もあります。

・落ちこぼれても諦めないミラベル

そんな魔法使い一族のマドリガル家の直系であるミラベルは何故か5歳にギフトを得ることが出来なかった女性です。

そんな彼女ですが、魔法を使いたいという願いを持ちつつ、ほかの家族同様に町の皆に役立つ様、腐らず前を向いています。

そんな彼女が、突如訪れたマドリガル家の危機を防ごうと、仲が悪かった姉妹と和解しつつ家族達と協力して立ち向かっていきます。

感想(以下、「ネタバレ注意」)

・マドリガル家を追うもの

南米のコロンビアが舞台となる本作。ミラベルの祖母アルマと祖父ペドロは、何者かに終われる様に住んでいた街を離れ、エンカントの地にたどり着きます。

しかし、その際に祖父ペドロは命を落としてしまいました。

彼女達を追っていたのは、何者だったのでしょうか?

作中で明言されていませんが、舞台であるコロンビアの歴史を考えると、植民地として先住民や奴隷達を支配していた人々(スペイン)だったのかもしれません。

その為、エンカントの地は、それらの人々からマドリガル家と町の人々を守る様に周囲を山で囲ったのだと思いました。

・成功者の悩み

そして人々を守る為、町の周囲の地形を変え、一族に超人的なギフトを与える町を繁栄させるマドリガル家の奇跡が続きます。

しかし、続けて起きる奇跡や人々の期待に答え続けるマドリガル家の人々には口に出せない悩みを増大させていきます。

この悩みを最初にミラベルにミュージカル調に打ち明けるルイーサのシーンが結構好きでした。

彼女達の成功し続けることで増大する悩みは、ギフトが得られず一族のはみ出し者と内心落ち込んでいたミラベルの悩みと対比される様に配置されていて、面白かったです。

以上が「ミラベルと魔法だらけの家」に関するキョロスケの感想となります。つらつらと拙い感想記事を紹介させていただきましたが、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

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