こんにちわ、キョロスケです。週末は映画館に通い、週に2、3本のペースで新作映画を鑑賞することを趣味としている会社員です。
今回紹介する映画は、世界的人気シリーズの「007 NO TIME TO DIE」です。
本作、物語冒頭のカーチェイスに始まり、様々なアクションシーンが怒涛のように繰り広げられます。また、シリーズの主要人物それぞれのラストについても描かれており、上映時間160分を感じさせないテンポの良い展開でした。
では、キョロスケからみた本作の見所や感想をお伝えしたいと思います(感想については、ネタバレを含みますので、ネタバレNGの方はご注意下さい)。
あらすじ(未視聴者向け)
大まかなあらすじは次のとおりです。
- マドレーヌが能面の男に母を殺害された過去を回想する。
- 現在、ボンドとマドレーヌに謎の刺客が襲いかかり、マドレーヌが裏切ったと不審に思ったボンドは、そのままマドレーヌと別れる。
- その5年後、英国の研究所が謎の集団に襲われ、極秘であったヘラクレス計画の研究成果と学者が謎の集団に奪われる。
- その頃、CIA局員のフェリックスがMI6を抜けたボンドにヘラクレス計画の研究成果の奪還を依頼する。
- キューバにてボンドはCIAのエージェント パロマと協力し、007のコードネームを受け継いだノーミとスペクターとの乱戦の中、研究成果と博士を奪取する。
- しかし、ボンドは、フェリックスと行動を共にしていたアッシュの裏切りにより全て奪われてしまいます。
- ロンドンに戻ったボンドは、MI6と共にアッシュと謎の集団を追う。
人類を抹殺可能な生物兵器を奪取するため、世界各地を飛び回るボンドの活躍を描いたアクション作品となります。
登場人物/キャスト
本作の主な登場人物達です。
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ):元MI6エージェントだが、CIA局員であり、親友のフェリックスの依頼を受け、生物兵器の奪取を図る。
リュートシファー・サフィン(ラミ・マレック):スペクターに家族を奪われた恨みを持つ謎の集団のリーダー。
マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ):ボンドと恋仲。しかし、何者かの襲撃を受けた際、ボンドと仲違いしてしまう。
ノーミ(ラシャーナ・リンチ):ボンドMI6を抜けた後、007のコードネームを受け継いだ00エージェント。
パロマ(アナ・デ・アルマス):CIA局員であり、キューバにてボンドを支援する。
M(レイフ・ファインズ):MI6部長。世界平和のための兵器と信じ、ヘラクレス計画を極秘裏に継続していた。
フェリックス・ライター(ジェフリー・ライト):CIA局員でありボンドの親友。謎の組織に誘拐された生物学者ヴァルド・オブルチェフの救出を依頼する。
エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ):スペクターの首領。現在、MI6により監禁投獄されている。
作品の見どころ
沢山ある本作の見所の内、私が特に推したいのは次の点です。
- 手に汗握るアクションシーン
- ボンドをサポートする強く美しい女性陣の活躍
まずは、全編の至る所で起きるアクションシーンの数々は見逃せないです。作品冒頭のイタリアでは、狭い街中を縦横無尽に駆け巡るバイクやカーチェイスがあります。そしてキューバで新たな007であるノーミやCIAエージェントのパロマの女性二人も加わる銃撃戦です。個人的にここでのパロマの活躍はセクシーな服装もあり、目を奪われっぱなしでした。これら手に汗握るアクションシーンは、どれも必見です。
また、ノーミはボンドのコードネームを受け継いでいるおり、ボンドがMI6と合流した以降も何かと二人は張り合いますが、このやり取りが個人的には面白くて好きです。
マドレーヌは今作、冒頭にてボンドと仲違いしてしまい、そのまま5年の歳月が経った後、ボンドと再会します。
彼女は、ボンドと会う前の過去と、ボンドに再会するまでの5年間と大きな秘密を抱えて再登場します。
彼女の秘密により、ボンドが大きな決断をするシーンは個人的に見所だと思います。
感想(以下、既視聴者向け「ネタバレ注意」)
さて、以上の特徴を持つ本作「007 NO TIME TO DIE」ですが、視聴された皆さんはどんな感想を持ったでしょうか。
個人的に印象的だったのは次の点です。
- 上映時間を感じさせないテンポの良いストーリー展開
- パロマがカッコ可愛い
- ボンドの決断とラスト
本作は上映時間が160分と長時間であるため、観る前から話が途中でダレないか心配でしたが、イタリア、キューバ、ロンドン、フィンランド、そして敵アジトと各パートで話のキーとなる見せ場や派手なアクションが仕込んであり、観終わってみれば、あっという間の3時間だったと感じるほどでした。
特にキューバにてボンドを支援するCIA局員として登場するパロマはかなり印象的でした。
ボンドとの待ち合わせ場所でパロマはかなり露出度の高いドレスで登場します。
作戦決行までに彼女に関する簡単な紹介がありますが、作戦のために数ヶ月訓練した新人?かのような話がでます。
そして作戦場所へ潜入するため、かなりマイペースでボンドを着替えさせます。
このマイペースっぷりにはボンドも面食らう素振りを見せるなど、二人の掛け合いも面白かったです。
一転、ヘラクレスによるボンド殺害がスペクターの殺害になってしまい、そのまま銃撃戦とオブルチェフ奪還戦に移行します。
その時の彼女の活躍振りは凄いの一言でした。
それでも、車の調達などで茶目っ気を魅せるなど、その後の展開にも絡んできて欲しい人物でした。
彼女の見せ場がキューバのみだったのが、大変残念でした。
その後は、アッシュが謎の組織とつながっている事が判明し、親友フェリックスの死という悲しい別れを経て、ボンドは古巣でいつもの面々と合流します。
また、謎の組織や目的などを探るため、仇敵ブロフェルドと面会します。
その際に、マドレーヌとも再会、そして謎の組織の策略により、ブロフェルドが死を遂げるなど、謎の組織との対峙が本格化し始める辺りはかなりワクワクしてくる展開でした。
ロンドンを離れたマドレーヌと合流したボンドは、彼女が隠していた娘の存在を知ります。
謎の組織を率いるサフィンとの対決後、ボンドはヘラクレスに感染してしまいます。
Qにも対策が無いのかと問い合せるなど何があっても生還しようと試みますが、最終的にはその姿勢と対極的な姿勢を選択し、空を見上げるシーンは、かなりショッキングでした。
マドレーヌとその娘の存在が、アジトからの脱出を断念し、残る仲間に未来を託すというボンドの大きな決断に繋がったのだと個人的には思いました。
以上が「007 NO TIME TO DIE」に関するキョロスケの感想となります。つらつらと拙い感想記事を紹介させていただきましたが、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。