映画の感想

【感想】映画「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」 やりたい放題な演出、嫌いじゃないです

こんにちわ、キョロスケです。週末は映画館に通い、週に2、3本のペースで新作映画を鑑賞することを趣味としている会社員です。

早いもので、子供の頃に見ていたアニメ「ガンダム」、「ドラえもん」やゲーム「ドラクエ」、「FF」といった作品は30〜50周年ととても長い間、多くの人に楽しまれています。

そんな長い間にも、新しい作品は誕生し続けているのですが、最近観た作品がようやく完結すると思ったら、そちらもすでに10年を超える時間がたっていました。

今回は、アニメ「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の感想です。

記事の前半は、あらすじ、登場人物や見所など、後半は、本作の感想を記載しています(感想は、ネタバレを含む場合がありますので、ネタバレNGの方はご注意下さい)。

あらすじ/STORY 

エウレカが作り上げたスカブコーラル(珊瑚状の情報生命体)の中の仮想世界。その崩壊とともに、仮想世界の人々がこの地球に姿を現して10年が経過した。

この“大融合”の結果、仮想世界の人類は「グリーンアース」を、旧来の地球人類は「ブルーアース」を名乗り、水面下でさまざまな衝突を繰り返すことになった。

そしてグリーンアース軍の高官デューイ・ノヴァクは、自分たちの尊厳を守るため、仲間とともに決起し、大規模なテロ計画をついに実行へと移す。

混乱の元凶として世界中から憎まれるエウレカは、国連の独立師団無任所部隊A.C.I.D.(アシッド)の上級戦闘員となっていた。この世界を平和に保つために生きる。

それがエウレカの選んだ贖罪の道だった。そんなエウレカに、スカブコーラルを操る能力を持つ新たな“EUREKA”、少女アイリスを保護する命令が下る。

最初は対立するばかりだった2人は、孤独な逃避行を通じて、次第に互いのことを理解していく。やがて世界が危機に直面した時、エウレカは極限まで自らの力を振り絞って戦う。

「アイリスとこの世界を守りたい」。エウレカの願いの果てに待つ未来とは――

(公式サイト(https://eurekaseven.jp/)より引用 ©2021 BONES/Project EUREKA MOVIE)
予告編(YouTube)  ©2021 BONES/Project EUREKA MOVIE

登場人物/キャスト/CAST 

エウレカ・サーストン(CV名塚佳織):“大融合”とともにスカブコーラル(珊瑚状の情報生命体)を生み出す能力を失い、普通の人間となった。現在は独立師団無任所部隊A.C.I.D.所属の上級戦闘員。かつての自分と同じ能力を持つアイリスを保護する任務を命じられる。

アイリス・マッケンジー(CV遠藤璃菜):スカブコーラルを生み出し操ることができる能力を持つ、新たな“EUREKA”。“EUREKA”の能力を発揮しはじめてしまったことで、グリーンアースに誘拐されそうになるが、エウレカに救出される。

石井・風花・アネモネ(CV小清水亜美):独立師団無任所部隊A.C.I.D.の機動部隊ブエナ・ビスタ隊隊長。10年前、地球に出現したスカブコーラル“エウレカセブン”のその中心核で父親の仇であるエウレカと出会い自分たちの世界に連れ出して来た。

ホランド・ノヴァク(CV森川智之):デューイの弟。かつては特務部隊ゲッコーステイトのリーダーだったが、大融合後の新体制下でグリーンアース軍のパイロットとなり、様々な任務についている。兄デューイのことを心配している。

タルホ・ノヴァク(CV根谷美智子):グリーンアース軍の統合幕僚本部大佐。ホランドのパートナーで現在は男児を妊娠中。

ムーンドギー(CV宮野真守):ゲッコーステイトのメンバーで、新月光号の操舵担当。

ギジェット(CV水沢史絵):ゲッコーステイトのメンバーで、新月光号の通信担当。

ウォズ・ニアック(CVチョー):元ゲッコーステイトのメンバー。現在は、グリーンアース軍 高度情報技術局装備開発本部に所属する大尉。

チャールズ・ビームス(CV小杉十郎太):レントンの養父。グリーンアースの軍人で、デューイ派のひとり。

レイ・ビームス(CV久川 綾):レントンの養母で軍人。レントンがこの世からいなくなった原因であるエウレカを恨んでいる。

エンドウ(CV佐々木敏):デューイの部下で、エウレカとの再会を望んでいる。

サムナ・スタージョン(CV下野 紘):デューイの部下。世界を狂わせたエウレカを憎み、彼女に銃口を向ける。

ルリ・フレイム(CV豊口めぐみ):デューイの部下。命を削ってエウレカとアイリスを襲撃するデューイを心から心配している。

ミーシャ・ストラヴィンスカヤ(CV沢海陽子):アイリスの養父。スカブコーラルの研究者で、7年前、フィールドワーク中にアイリスを発見する。

シアーシャ・マッケンジ―(CV八十川真由野):アイリスの養母。夫と同じくスカブコーラルの研究者で、アイリスを我が子のように愛している。

ジム・マッカーシー(CV牛山茂):米国より派遣されたブルーアース統合政府の高官。ベアとは旧知の仲。

アルフレッド・ゴルビィ(CV浦山迅):グリーンアース代表府の高官。

レッド・ツゥ(CV千本木彩花)、チャイム(CV潘めぐみ)、エクス・トラ(CV瀬戸麻沙美):

キラ・ポマト(CV M・A・O)、末野・ラ・ティーノ(CV嶋村 侑)、ラ・ラ・ランド(CV諸星すみれ):ブルーアースの国連軍 独立師団無任所部隊A.C.I.D.に所属する、巨人兵器稼働部隊の通称。冒頭でラブレスを駆り、ニルヴァーシュZとシルバーボックスを特殊物質で行動不能にし、ブルーアースの世界を救ったアイドル兵士たち。6人の少女で構成されている。以前エウレカセブン攻略に投入された時に、逆にエウレカセブンの傀儡となってしまった過去を持つ。

デューイ・ノヴァク(CV山寺宏一):“大融合”以前よりブルーアースへ転移していたグリーンアースの軍人。“大融合”の際に特殊能力を獲得し逃亡する。“世界”のあり方に疑念を持ち、仲間とともに決起。グリーンアースの創造主エウレカに執着を見せる。

(公式サイト(https://eurekaseven.jp/)より引用 ©2021 BONES/Project EUREKA MOVIE)

作品の見どころ 

ダンス調のBGMと合わせた戦闘シーン

エウレカセブンの特徴としてすぐに思いつくのが、テンポの良い音楽に併せてロボット達が戦闘するシーンです。今回のハイエボでもしっかりその演出がなされています。

挿入曲「The Strength in Life」PV (YouTube)

大きく変化した世界

本作では、地球にエウレカが生み出していた仮想世界が実体化し融合してしまった世界が舞台となります。このため、TV放映版とは世界観が大きく異なっています。そんな大きく変化した舞台でエウレカが何を想い、何をなしていくのかが見どころです。

公式サイトより引用 

感想(以下、「ネタバレ注意」)

やりたい放題な演出は嫌いじゃないです

特殊能力を身に付け、エウレカを執拗に追いかけるデューイとそれを撃退し続けるエウレカの様子が中盤の見せ場です。

エウレカっぽいかと言われると微妙な演出でしたが、撃退シーンに他作品のオマージュを思わせる演出やラストに登場するニルヴァーシュがウルトラマンっぽいデザインで活躍する演出がされていて面白かったです。

メカデザインとか

放映当時はスタイリッシュなデザインと思って観ていたのですが、本作では良くも悪くも平成ロボアニメ的なデザインだと思いました。

特にウルスラグナ、オデッセイ辺りのデザインには、恰好良さを感じないデザインで個人的には残念でした。

公式サイトより引用

解説的なセリフが

本作は過去作の世界観と共通するところを残しつつ、更にその後の話となっているので、ある程度、登場人物に説明的な要素を入れて喋らせないと、観ている側がついていけないのは理解できます。

が、ホランドvsエウレカ戦などホランドのセリフが説明に寄り過ぎているのは、観ていて興醒めでした。

公式サイトより引用

以上が「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」に関するキョロスケの感想となります。つらつらと拙い感想記事を紹介させていただきましたが、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

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