こんにちわ、キョロスケです。週末は映画館に通い、週に2、3本のペースで新作映画を鑑賞することを趣味としている会社員です。
今回紹介する映画は、現金輸送車の警備員を扱った「キャッシュトラック」です。
普通の警備員だと思われた男は現金襲撃者が逃げ出すなど謎の過去を持ちます。
彼は正義感溢れる優秀な警備員なのか、それとも裏を持つ悪党なのか。
本作、現金襲撃者の集団を観ていると最後まで無事に済むのかとハラハラして面白かったです。
いつもどおり記事の前半は、まだ観ていない人にも読めるよう、あらすじ、登場人物や見所などを記載しました。
後半は、キョロスケからみた本作の感想をお伝えしたいと思います(感想は、ネタバレを含む場合がありますので、ネタバレNGの方はご注意下さい)。
本作の公式HPはこちら
あらすじ(未視聴者向け)
大まかなあらすじは、次のとおりです。
- LA(ロサンジェルス)にある警備会社フォーティコは現金輸送を扱っている。
- ある日、現金輸送の輸送車が襲撃を受け、現金だけでなく警備員の命も奪われた。
- その二ヶ月後、パトリック・ヒル(以下、H)はフォーティコに雇われる。
- Hは、試験を合格点ギリギリで通過し、警備員として働く。
- 現金輸送中のHは早速、襲撃を受けるが襲撃者を一方的に返り討ちにする。
- この件で、警備会社では英雄扱いされるHですが、彼には別の目的がありそうです。
Hの真の目的は何か、また大規模な現金襲撃を計画している集団との対決を描いたアクション作品となります。
登場人物/キャスト
本作の主な登場人物達です。
パトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム):通称H、類まれな戦闘力を持つ。無口で自身の事を隠しているため、同僚から何か企んでいると疑われる。
ブレット(ホルト・マッキャラニー):フォーティコに所属し、Hの指導役。Hを気に入りつつも、彼が何か企んでいると疑う。
ジャクソン(ジェフリー・ドノヴァン):大金強奪を目論む襲撃団のリーダー。
ジャン(スコット・イーストウッド):ジャクソンとともに現金襲撃を行う一味の一員。
作品の見どころ
沢山ある本作の見所の内、私が特に推したいのは次の点です。
- Hの真の目的
- Hの無双アクション
物語の中盤で明らかになるHの真の目的ですが、Hがフォーティコに雇われる五ヶ月前に遡るなど、そこに至るまでの展開は観ている方も楽しかったです。
実は強いHですが、そのアクションシーンは一方的です。
只の襲撃者は皆殺しになってしまいます。
しかし、彼の一番の強さは、どんな負傷をおっても不屈の決意で相手を追い詰めるところだと思います。
感想(以下、既視聴者向け「ネタバレ注意」)
さて、以上の特徴を持つ本作「キャシュトラック」ですが、視聴された皆さんはどんな感想を持ったでしょうか。
個人的に印象的だったのは次の点です。
- 敵集団が無事に済むのか観ていて、ハラハラします。
- Hの正体
最初の襲撃事件に巻き込まれたHの息子は、襲撃者に命を奪われます。
息子の復讐が彼の真の目的です。
しかし、慎重な襲撃者一味の尻尾を掴む事ができなかったため、身分を偽ってフォーティコにもぐりこみます。
彼は、あるマフィア組織?のボスであり、あらゆる手を使って襲撃者の正体を探っていたのです。
彼の異常な戦闘力は、組織のボスだった時の経験により培われたものだったのです。
一方、襲撃者の正体は、兵隊あがりで日々の生活に困窮した人たちでした。
襲撃者の一味は、兵隊時代の上官であったジャクソンを中心に団結しています。
しかし、自分中心なジャンはHの息子の命を奪うなど、ジャクソンの言いつけを守らずに一味の和を乱します。
このジャンが大金強奪の作戦実行中にいつ裏切ってしまうのかと、一味が空中分解しそうでしないハラハラ感が、本作を観ていて一番面白かったです。
さて、物語の中盤で、Hの正体や目的が明らかになっていきます。
ここで、最初の襲撃事件が別の視点で描かれ、その後のHの動きも説明されます。
ここで警備員としてのHから、組織のボスであるHの視点と物語の展開がガラッと変わります。
この襲撃事件に何が起きたのかと彼が会社に潜り込むことになった経緯は、面白かったです。
次に、個人的に気になった点です。
- 最後に生き残るメンバーの数
- Hの強さ
最終的にフォーティコの警備員、スタッフや現金襲撃者の一味のほとんど全員が死んでしまいます。
エイリアンも最後に残るメンバーの数は、そんな感じですが、そうなると想定して観ています。
しかし、本作はデイナやデイヴ辺りは生き残るんだろうなぁと思って観ていたので、登場人物の使い捨て感がありました。
Hは、マフィアっぽい組織のボスであり、部下からも恐れられています。
それが、彼の強さの説明みたいなイメージづけがありましたが、個人的にはこじつけ感が強かったです。
まだ、襲撃者一味の現金強奪の手際の良さや強さを兵隊あがりだったからの方が説得力があります。
その割には、最初の事件や警備会社襲撃の時、Hにとどめを刺さずに立ち去るのは都合がいいなぁとは思いました。
以上が「キャッシュトラック」に関するキョロスケの感想となります。つらつらと拙い感想記事を紹介させていただきましたが、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。