こんにちわ、キョロスケです。週末は映画館に通い、週に2、3本のペースで新作映画を鑑賞することを趣味としている会社員です。
今回紹介する映画は、アニメ作品マクロスシリーズから「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」です。
テレビ上映版「マクロスΔ」のその後を描いた物語です。
平和を取り戻したウィンダミア王国に新たな脅威が迫り、全宇宙を巻き込む騒動に発展。
これまでのマクロスシリーズの世界観、要素を意欲的に作中に取り込んだ作品です。
いつもどおり記事の前半は、まだ観ていない人にも読めるよう、あらすじ、登場人物や見所などを記載しました。
後半は、キョロスケからみた本作の感想をお伝えしたいと思います(感想は、ネタバレを含む場合がありますので、ネタバレNGの方はご注意下さい)。
本作に関する特設サイトはこちら。
あらすじ(未視聴者向け)
大まかなあらすじは、次のとおりです。
- 西暦2068年、統合軍とウィンダミア王国との停戦を祝うLIVE準備が進む中、ウィンダミアに謎の勢力が迫る。
- 無事にLIVEを終えたフレイアとハヤテは、フレイアの故郷で将来について語り合う。
- そこに謎の勢力が、ウィンダミアに侵攻を開始し、占領下においてしまう。
- ハヤテ達、ケイオスも敵勢力に抵抗するが、新型無人機やそれをサポートする強力なフィールド波により撤退する。
ハヤテ達は、ウィンダミアを奪還し、敵勢力の目的を防ぐ様子を描いたSF作品となります。
登場人物/キャスト
本作の主な登場人物達です。
フレイア・ヴィオン(CV:鈴木みのり):戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の一員。短命のウィンダミア人であり、ハヤテと共に生きる事に不安を感じている。
三雲・ギンヌメール(CV:小清水亜美):ワルキューレのエースボーカル。
カナメ・バッカニア(CV:安野希世乃):ワルキューレのリーダー。
マキナ・中島(西田望見):ワルキューレの一員。メカニックも担当できる。
レイナ・プラウラー(CV:東山奈央):ワルキューレの一員で電子制御を担当する。
ハヤテ・インメルマン(CV:内田雄馬):Δ小隊の一員でバルキリーのパイロット。フレイアと恋仲。
ミラージュ・ファリーナ・ジーナス(CV:瀬戸麻沙美):Δ小隊の一員。負傷したアラドに代わり、Δ小隊の指揮をとる。マックスの孫にあたる。
チャック・マスタング(CV:川田紳司):Δ小隊のムードメーカー。
アラド・メルダース(CV:森川智之):Δ小隊の隊長。作中にて潜入した敵勢力の工作により、負傷してしまう。
ボーグ・コンファールト(CV:KENN):ウィンダミアのバルキリー部隊のパイロット。敵勢力のウィンダミア侵攻に対抗するため、ハヤテ達と共闘する。
作品の見どころ
沢山ある本作の見所の内、私が特に推したいのは次の点です。
- 謎の敵勢力
- マクロスシリーズの各要素が集結
突如現れる謎の敵勢力ですが、その布陣にも注目です。
マクロス級の戦艦に搭載されているバルキリー部隊は最新鋭の無人機(ゴースト)は不気味に光り輝きながら戦場を駆け巡ります。
また、ゴーストをサポートする敵側の戦術音楽ユニットも強力なフィールド波を発して、ケイオス側を妨害してきます。
ワルキューレと異なりロック的な曲調で侵攻してくる様は、個人的にはイケてる感じで格好良かったです。
本作、マクロスΔの後日譚として始まりますが、往年のファンも楽しめるように他のマクロスシリーズで使われた要素を盛り込んでいます。
例えば、最初に外宇宙に出発したメガロード1の行方、AI型アイドルの後継機の存在やあの天才パイロットのサポートです。
これらの要素が本作のどの場面でどのように係わってくるのかも見所です。
感想(以下、既視聴者向け「ネタバレ注意」)
さて、以上の特徴を持つ本作「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」ですが、視聴された皆さんはどんな感想を持ったでしょうか。
個人的に印象的だったのは次の点です。
- 過去作の要素が集結し過ぎてごった煮感が強烈。
キョロスケは、マクロスΔを観ていないですが、過去作となるマクロス7とマクロスプラスを視聴していました。
なので、マックス艦長の登場やシャロン・アップルの技術が敵側のワルキューレに応用されている辺りは胸熱でした。
また、マクロスプラスで凶悪な敵機として出てきたゴーストが、カラーリングも怪しく更にパワーアップして再登場してきた時もテンションが上がりました。
その他にも敵勢力であるヘイムダルの目的が行方知らずとなっているメガロード1の捕捉と本当に過去作の要素がてんこ盛りです。
そのため、本作のメインであるハヤテとフレイアとの恋バナの行方がそれらの要素とごちゃ混ぜになった状態で話が進んでしまっている印象を受けました。
次に、個人的に気になった点です。
- マックス艦長の扱い
ミラージュの祖父であるシリーズ初期から登場しているマックスの再登場は素直に嬉しかったです。
また彼の相棒エキセドル参謀も健在で、これも嬉しかったです。
ただ、嬉しかった反面、彼らの活躍に新鮮味がなく若干扱いが雑な感じを受けました。
良く言えば、往年の姿(マックスは白髪に髭と年をとっています)のままです。
しかし、悪く言えば、見た目を少し変えたが中身は何も変わっていない二人です。
この辺りに先ほどの扱いが雑という感じを受けました。
以上が「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!」に関するキョロスケの感想となります。つらつらと拙い感想記事を紹介させていただきましたが、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。